よく、二流だとか三流だとか、そういった言葉を多用する方がいます。
そういった仕事や人間的な面でのランキングや評価を気にする方、
私苦手なんですよ。
そういう人って、自分が一流だと思っている、
若しくはデキる人間だと思っている、
そして地位名誉を欲しがっている方が主だと思っています。
私は地位、名誉、高い評価等が欲しいと思ったことがあまりありません。
そんなもの生きていく上で、やっかいな足かせのお荷物にしかならないと思ってます。
だから他社に崇められたい、自伝を出版して脚光を浴びたい、そんな人の気持ちがわからないんです。
しかし若いころからなぜか、そういった人の下で働く機会が多くありました。
私は特に手柄が欲しいわけではなく、評価は後から付いてくるものだと思っていたので、
私の努力はことごとく上司や先輩の手柄になっていきました。
今になって思えばただの不器用な人間なのですが、
数字が全ての仕事ではない業界であれば、
やはりガツガツして高評価を取りに行くスタンスは、私にはできません。
だから今の仕事をしています。
考えるのは数字でもなく、自分の評価でもない。
ご利用者にとってその選択がその方のためになるのか否か、
ただそれだけです。
他者の幸せを願い、ただそのためだけに知恵を絞り、
日々学び努力をする。
それが結果として事業所の評価になる。
私は責任者として嫌われ役をしなければいけないこともありますが、
それでもこの仕事を誇りに思い、幸せに感じています。
一流の評価をもらえなくてもいい、
私が尊敬したり憧れる障がい福祉の先輩方の、
あくまで亜流でかまわないと思っています。
ただ一人の福祉人として、プロとして。
SUNLIKE YAS