以前にもお伝えしたことがあるかと思いますが、
僕はインターネットの記事、ニュースなどをよくチェックしています。
インターネットの中、いわゆる顔が見えない世界での発言って、
本当に無責任で偏見や差別などが多いなと、
私の学習材料になっています。
私は障がい者福祉の業界に携わる支援者です。
できるだけフラットな目線を持ち、フラットな判断をすることを要求されています。
よく言うことなんですが、私の福祉感やポリシーなど、そんな我はご利用者にとって、
一切必要の無い無駄なことだと思っています。
もちろん私にも信念はありますが、私の思う[素晴らしい人間]に
なりたいと思って皆さんはサンライクを利用しているわけではありませんからね。
だからたまにいらっしゃるのですが、我の強すぎる支援者の方は苦手です(笑)
あくまで皆さんのニーズを掘り起こし、それを具現化するためのお手伝い(支援)をすることが、
障がい福祉の支援者の仕事だと思っています。
話をインターネットに戻しますと、
最近北海道の児童置き去りが話題になっていました。
もちろん発見されて良かったとは思いますが、その子は数日間何も食べることができなかったわけです。
数日間のサバイバルですよ、小学生でですよ？
現代日本では考えられない経験を、この子はしたんです。
正式には親によってさせられてしまったんです。
尾木ママがツイッターで親を批判したら、かなりの批判を浴びたようです。
親が逮捕されるべきだと言ったら、親の教育方針を批判したら叩かれるんです。
確かにあの方は教育評論家であり、立場のある方です。
発言に影響力もあるでしょう。
でも躾と称して置き去りですよ？
立派な虐待であり、犯罪だと私は思っています。
身体も心もすごいスピードで成長している時期に、
実の親からそんな仕打ちをされる。
親自体も世間体を気にして最初は山菜採りだと言っていたくらい。
悪いことだとわかっているわけです。
だから大人目線の発言だらけで、この子に対する心のケアなどほとんど感心が無い。
最近の加害者的な人物を叩く風潮は、なんだかなぁと思います。
だから児童のみでなく、高齢者、障がい者、労働者(ブラック企業など)への虐待はあとをたちません。
海外メディアに[日本は虐待大国だ]と言われるのも無理はないと思います。
ペン(活字)は剣よりも強いんですから、
その剣を誰のために使うか考えないといけないと思っています。
虐待、差別、いじめ、そういったものが少しでも無くなるよう、
障がい福祉の現場を通じてお伝えしてゆきたいと思っています。

SUNLIKE　YAS