もう三回目なのですが、「当たり前」といっても何を以って「当たり前」とするのか?
私の基本的な考え方をお伝えします。
サンライクは就労訓練の場であると同時に、「当たり前」の生活をするための訓練をする場と捉えています。
その「当たり前」とは何か?
民主主義のここ日本で生活していくために、大多数の意見が強者であるという図式はどうやっても崩すことはできません。
しかし一般的な「当たり前」という概念の中にも幅があります。
その幅の中の上くらいを目指し、私はいつもご利用者様と接し、アドバイスなどしています。
例えば、大人になると赤信号でも平気で渡ってしまうことないですか? 私は守ります。 それを見ていた小さな子が真似をして、翌日に交通事故にあってしまうかもしれません。
聖人君主になってもらう必要なんてありません。
職員は神様ではありませんから(笑)
少し高めのモラルを持ち、そして働き、収入を得て、趣味(余暇)の時間を持ち、選挙も行き、結婚もする、もちろん納税もする。
当然ながらその全てをクリアするのはかなりのハードルの高さになります。
しかしそのために我々のような福祉資源があるのです。
人として「当たり前」の生活を、人生を送っていただくために、その中の一つでもクリアできた時、そのご利用者様の人生の中でとてつもない大きな成功体験となるでしょう。
我々もプロとして、精一杯支援体制を整え精進してゆきます。
SUNLIKE OHASHI