ある日、私はただならぬ視線を感じた。
え、なに。見てる。
超見てる。
ひぃいいいいぃぃぃ
なにこれ見すぎ超こわい。
いや、飼い猫に恐怖を覚えるなんてそんな事はあってはならない。きっと何かを訴えているのだ。
そう。見るんじゃない、感じるんだ!
私はきつく拳を握り震える声で話しかけた。
「なぁに?もちさん、おやつかな?おやつたべたいの?」
「・・・・」
「でもおやつはさっき食べたでしょう」
「・・・・」
「よし、今日は特別にもうひとつあげちゃうぞ☆」
「・・・・」
。
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~5分後~
。
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もうやめて・・・
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泣きそうになってたら突然スクッと立ち上がって寝室へと向かっていった。
その時のもちさんがこちら。
なんだ、ただの天使か。